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シーグラフ東京 第60回セミナー
加藤俊明氏 講演会のお知らせ。 「レンダラーを書くという仕事 〜 ハリウッドトップレンダリストが明かすそのすべて」
きたる3月9日、第60回目のシーグラフ東京セミナーは、 Rhythm&Hues の加藤俊明氏を迎えて、カジュアルな雰囲気で開催します。 加藤氏は長年数々のレンダラー開発に携わり、 Square USA時代には "Kilauea": parallel global illumination renderer, 現在は老舗の CG/VFXスタジオRhythm and Hues Studios にて活躍される トップレンダリストです。 今回はその加藤氏に、レンダラーの変遷と、 ご自身が開発してきたレンダラーのお話をしていただきます。 世界の主流レンダラーは Pixar RenderMan ですが、実際の現場では 様々なレンダラーが使い分けられ、 自社開発のレンダラーを活用しているプロダクションもあります。 レンダラー開発者や、シェーダー開発者としてキャリアを重ねたい方や、 数学がCG計算が得意で、自身のレンダラーを開発してみたい学生さん、 CGプロダクションの中で、レンダラーがどういう位置づけで 活躍しているのか、世界の第一線で活躍される加藤さんに お話を聞けるとともに、会場に集まる同業の面々とも情報交換して頂けます。
主催 : TOKYO ACM SIGGRAPH (シーグラフ東京) 開催日 : 2011年 3月 9日(水曜日) 開場 : 6:30 PM 開始 : 7:00 PM 終了 : 8:00 PM 懇親会 : 8:00 PM〜11:00 PM ●場所: 渋谷 cafe LAX http://www.cafe-lax.jp/ 東京都渋谷区円山町7-11 JR渋谷駅 徒歩10分 京王井の頭線神泉駅 徒歩5分 ●会場地図: http://bit.ly/g9xMSn ●定員:40名、席が限られますので、お早めにお越し下さい。 会場の混雑によって、入場制限や、立ち見をお願いする場合があります。 ●入場料:シーグラフ東京会員:無料 非会員:1,000円(当日ご入会いただくことも可能です) 学生:無料(学生証等をご呈示ください) 懇親会参加:実費 社会人(1ドリンク付き)3,000円 学生(1ドリンク付き)1,000円(社会人学生は含みません) その他、本セミナーの問い合わせ等は 問い合わせフォームよりお願いします。 http://www.sig-tokyo.gr.jp/php/contact.php ●当日の会場設営/受付などのボランティアを募集しております。
加藤俊明氏 講演会 加藤俊明 (Principal Graphics Scientist / Rhythm and Hues Studios ) ■講演内容 自社開発のレンダラーを作るという仕事。 それは通常映画のエンドクレジットにはほとんど名前は出ませんが、 しかしながら、スタジオで作成される全ての画像は最終的に自分の作ったレンダラーで 生成されるといういわばこれ以上ない縁の下の力持ち的な仕事です。 レンダラーを書くという仕事がどれだけ面白い仕事なのか、どれだけ大変な仕事なのか、 現在のところ一般的にはあまり知られていないと思います。 これらのいろいろな疑問に少しでも答えるべく、 職人としてレンダラーを30年弱のあいだ淡々と書いて来たその内容と変遷を、 自身が書いて来たレンダラの話をいろいろと混ぜながら説明して行きます。 ■加藤俊明氏 略歴 28年前にJCGLにアルバイトとして参加して以来、 一環してレンダラーを書き続けているいわば頑固レンダラー職人。 JCGL, namco, polygon pictureと日本の老舗スタジオを点々とし、 それらのレンダラーをいろいろと実装。93年よりアメリカに活動拠点を移し、 現在は、LAに本拠地を置くハリウッドでも老舗のCG特撮スタジオ、 リズムアンドヒューズスタジオにて、自社開発レンダラーに関してのカーネルの基本設計 およびその実装を担当中。
2010年「SIGGRAPH2010 RECEPTION」スポンサー企業(ABC順)
Dai Nippon Printing
Co.,Ltd. |
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